It was an island here.
ここは島だった。
佐渡ヶ島は生きている。
なんだろう。ものすごく時間を感じるところだった。
佐渡ヶ島から戻って10日がたった。
改めて、佐渡で感じたうごめく佐渡時間について、文章を残したい。
佐渡に限ることではないが、街には街の時間がある。
それが、国という単位で感じることもあれば、商店街という単位で感じることもある。
第一歩を踏みしめた瞬間。
私の五感には、不思議な浮遊感を感じた。
浮島に立ち寄った旅人のような感覚だ。
残念ながら私のこれまでの経験の中で、本物の浮島にのったことがあるわけではない。
しかし、何か
自分の意志とは関係なく動く、フワフワした感覚の動く大地を感じた。
この感覚は、佐渡を離れ、本土の土を踏みしめた瞬間。
単なる感覚から実感に変わる。