市民測定による空間放射線量共有システムの測定協力を求める内容です。
■長岡市民放射線測定会とは
東日本大震災発災直後から南相馬からの避難者支援と被災地域の放射線測定を行ってきた市民団体です。長岡高専の佐藤公俊教授主導のもと、自宅の状況を知りたいという避難者の要望に応える形で活動を開始しました。
現在は、日本国内に点在する放射線市民測定所と連携し、日常的な放射線測定の重要性や放射線災害からの市民防災についての啓発活動を中心に活動しております。
※ なお、当会自体は、原子力発電事業を肯定するものでも否定するものでもありません。市民防災とう側面から活動しているものです。
懸案だった、ホームページのリニューアルも9割くらい完成し、もっともっと懸案中の懸案だった、空間放射線量の共有システムが完成しました。
■長岡市民放射線測定会のホームページのURL
今回の案内は、このホームページ上にある放射線市民測定共有システムに協力していただけませんか?というものです。
■空間放射線量共有システムについて
まずは、システムについて、ご覧ください。
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このシステムは、簡易測定器であるエステーの卵型簡易測定器を使い測定をします。その後、そのデータをインターネット上の専用入力フォームに入力して送信。
そうすると、5分後くらいにグラフに反映されるというものです。
使用する測定器は
です。
協力していただける方には、無料で写真と同型の簡易放射線測定器を無料で提供しております。
現在、長岡市の方だけ協力していただいています。
■この測定の目的
- 日々の継続的な空間放射線データの蓄積
- 空間放射線データの推移による放射線災害の早期情報共有
- 測定条件や環境による空間線量の傾向調査
先の福島原発事故において、事故以前のデータがないことが一つの問題になっています。放射線は、平時より日常の中にある自然現象の一つなのです。そのため、事故以前のデータがないために、実際の被害状況の把握が極めて難しい現状なのです。
また、このシステムによる測定データが、即原発事故に結びつくものでもないのです。気象状況、測定環境によって大きく変動するのが放射線測定なのです。
実際、天候によってこのように違いがでます。
■測定協力いただける方へ
恐れ入りますが、下記入力フォームより、その旨添えて連絡をいただけませんか?
のちほど、担当よりメールにて返信させていただきます。